管理会社を選ぶ3つのポイント
 
1.管理費
2.安心・信頼（ネームバリュー）
3.管理内容
 
1.管理費
管理費は安ければ安い方が・・・と誰しもが思うことでしょうが、管理費は管理内容に比例します。
複数の物件を依頼しているケースを除き、単体の管理委託では、管理費の他多岐にわたる項目にて別途費用が発生する事も珍しくはありません。管理委託契約書をしっかりと確認しましょう。
 
2.安心・信頼(ネームバリュー)
ネームバリューに頼った管理委託は一見安心できそうですが、定期清掃だけの外注契約を実施し、問題がなければ物件の旋回等は実施しない大手管理会社は少なくありません。
ネームバリューに安堵せず、管理内容は必ず確認しましょう。
 
3.管理内容
管理会社は主に下記の業務を実施しています。
 
【建物管理】
定期清掃の実施、エレベーター、消防、受水槽、水道メーターなどの管理・検針作業
【空室管理】
退去立会、空室募集、リフォーム、鍵交換、ハウスクリーニングの実施
【契約業務】
契約書の作成、入居前の部屋確認、火災保険・保証会社等の手続き
【入居管理】
入居者からの相談・苦情・修繕対応、契約更新対応（更新を定めている契約に限る）、鍵の紛失対応、宅配BOXでのトラブル対応、駆けつけ対応、訪問等
【家賃管理】
入金管理、督促電話、督促に伴う訪問、保証会社対応
 
これら全てが対象での管理委託なのか、事前にきっちり確認した上で管理会社を選定しましょう。
中でも、退去立会は立会専門業者へ外注する事もあり、入居の際の契約対応は仲介業務に該当します。家賃管理、水道メーター検針作業等は、通常の管理委託契約とは別に費用が発生する事が特に目立つ項目となる為、注意が必要です。
 
最後に、管理専門の不動産会社では５０棟～１００棟を１人のスタッフが担当する事は決して珍しい事ではありません。
担当するスタッフの方の能力も勿論重要ですが、それだけの数を担当し各オーナー様の満足を得る管理が実施できているか、という点には疑問が残ります。
 
当社では、上記3.管理内容は原則定額に設定し（区分所有物件除く）、管理担当者による定期旋回だけでなく、営業担当による旋回も実施し、社内全体で管理物件の対応レスポンスに重点を置き、入居者・オーナー様へ満足いただける管理会社を心掛けています。